【ハープ基礎練習17】ハーモニクス

ハーモニクス」(harmonics)とは、日本語では「倍音奏法」と言います。楽譜で音符の上に○がついています。

ハーモニクスは、弦を真ん中部分を押さえながら弾くことで、通常の1オクターヴ上の音が鳴ります。

なかなか音が出にくい奏法ですが、成功すると、星のような綺麗な音がします。

右手と左手では、手の形が異なります。小さいハープの場合ですと、右手のハーモニクスが鳴りやすいです。

 

★右手から説明します。

まず、1オクターブ上がる部分はどこか、探してみましょう。

弦の真ん中部分になります。0.5mmでも違うと音が鳴りませんから、気をつけて探してください。

親指を上げてグッドボタンのようにします。

人差し指の第一関節、第二関節で、先ほど、探した1オクターブ上がる部分をしっかり押さえます。

そして、弦を押さえたまま、親指で弾きます。押さえた部分も弾いたと同時に離します。

離さないと、音が響かないので気をつけましょう。

右手で、ミフソレシドを練習しましょう。

 

★次は左手です。左手の場合は、押さえる部分は、親指下の手のひらの部分を使います。

手のひらで、お肉のある部分で、しっかり押さえます。押さえながら、親指で弾きます。

弾いたと同時に手のひら部分も離しましょう。離さないと、音が響かないので気をつけましょう。

左手でドレミフファソで練習をしてみましょう。

 

 

★「虹の彼方に」の最後の部分ハーモニクスを練習しましょう。