ハープの保管方法、ハープの移動について

ハープの保管方法についてです。

 

ハープは直射日光やエアコンが直接当たる場所は、なるべく避けましょう。

湿度は40〜70%の間で、お部屋を調整してください。

乾燥すると、木のヒビなどにも繋がります。お気をつけてください。

梅雨など、湿度が急に上がる時期は弦が切れやすくなります。

演奏が終わったら、フックがあるハープの場合は、フックは全て下げましょう。

こちらの写真はフックが全て下がっている状態です。

ペダルハープの場合は、ペダルを全て上げておきましょう。

金具で締め付けていない開放弦の状態にして、使わない時は、弦はなるべく緩めてあげましょう。

 

テーブルクロスなどの布で良いので、金具部分は埃除けに布をかけましょう。

ソフトケースや持ち運び用ケースにまで、入れる必要はありません。

湿度を40〜70%に保っていれば大丈夫です。

地震の時など、ハープが倒れるとしたら、肩に傾ける方向へ、倒れる可能性が高いです。

高音部側を壁側に置いたり、ハープを椅子で固定させるようにしましょう。

練習する際は清潔な手で演奏するのはもちろんですが、

練習が終わったら、手垢がついた部分は、セーム革や楽器用クロスで、こまめに拭くようにしましょう。

ニスが塗ってあるハープの場合は、クロスで拭いてあげると、綺麗に輝いてきます。

楽器も生き物なので大切に扱いましょう。

 

青山ハープのホームページより  (2022年現在)

 

お部屋での保管の場合、上記のような、移動用ソフトケースからは、取り出してください。

長期的に使わない場合は、ベルベットカバーをしておいても良いでしょう。

 

外へ持ち出す移動の時は、青山ハープのベルベットカバーとソフトケースを使用しています。

34Sシリーズのベルベットカバーとソフトケースで、ソフトケースはかなり頑丈で、安心感があります。

イタリアSalviのアイリッシュハープMIAも、34Sシリーズのケースで、サイズがあいました。

機種によってサイズが異なるため、寸法を調べてからご購入ください。

ソフトケースをお持ちでない方の場合は、移動の際は毛布でぐるぐるに包みましょう。

車に置く場合、壊れやすい金具・レバー部分は、必ず上向きにして置いてください。