荒城の月
作曲:滝廉太郎
| |最初に両手の演奏を聞いてみましょう。
右手の練習です。屋根がついているところは同時に押さえて弾くようにしましょう。
最初のラシドシラ(32123)のところは、ラシド(321)を同時に押さえ弾きます。
ラシドのドを弾く手前で、次のシラ(23)を押さえます。
そうすることで指が弦から離れずに、滑らかに聞こえます。
次に左手です。左手は全て、2の指で弾いていきましょう。
弦をしっかりしならせて弾きます。手のひらに向かって弾くようにしましょう。
音に厚みが出ます。片手ずつ、まずは練習して弾けるようになったら、両手で合わせます。
【ポイント】
右手のグリッサンド (伊: glissando)とは、一音一音の音高を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法を言います。
下から上へ、上がる時は人差し指2番を使います。指の腹の真ん中です。
今回はラの音から一番上のラまで、グリッサンドで弾いてみましょう。